クレヨンの『数学魔法』入門

「いいえ、こちらこそありがとう」
 え?メイプルどういう意味?
 美津子は何も答えてくれず『髑髏』を後にし、困惑気味の紫音も、その後について行く事にした。
 だが、その道中でここの住人たちは紫音たちを避け、さすがの紫音も、ここに疑念を抱き始めた。

「メイプル、何かここ変じゃない?」
「多分クレヨンが……………かわいいから…………みんな遠慮………を」
「え、本当!?
「みんな、サインとか……………もらいたい…………けど……………もらえないだろう……………から」
「そうか、そうなんだ〜!」
 その後、紫音は自分が本当に可愛いと思い込みながら、目的地へと無事に到着。


 二人が着いたその場所は『モイライ商店』と書かれており、周りの建物とは違い、綺麗に作られている。
 それより驚くべき事は、この店は糸をベースに作られてて、しかもしっかり編みこんで建っている。