クレヨンの『数学魔法』入門

「問題は誰がやったか。数学魔法とかで捜せないの犯人?」
「う〜〜ん、オレの使えるやつは何か物とかないと捜せないんだよ」
 そう例えばこんなやつみたいにね。
 康太は先ほどあさみに見せてもらった撮影が出来るデジカメを手に取って指さす。

「こんなわかりやすい証拠物があれば、早く捜せんだけど……………」
 そう言って何気なくそれを再生させ、何か証拠になるようなものは写っていないか調べる康太。
 う〜〜ん。どうしようかな。
 康太は何もアイデアが浮かばないまま約10分。
二人はあれこれと案を出すが、どれも決定打と言えるものはなく、時間だけが過ぎていく。
 康太はまたもデジカメを再生するが、犯人らしき影などはないため、諦めて停止ボタンを押そうとした。
 あれ…………、この字は確か…………。

「何か犯人に繋がるのがあった?」
「いや……………、オレの気のせいかな」