「わ、わかった。ウタちゃんでいいから泣くな」
「うん………、わかった」
あ、私が始めて笑った。
見守っている紫音の手は力が入り、母親が自分の子供に友達が出来るよう応援する形になっている。
「わらうとかわいいな」
「え?」
「だからかわいいって。なあ、すきな人とかいるの?いないならけっこんしよう」
「ダメーー。しょうらいアイドルの桜君とけっこんするから」
「え、もうやくそくしたの?」
「ううん、でもこれからする!!」
「………………そうか」
小さな康太は始めての失恋によほど堪えたのか、先ほどの小さな紫音みたいに俯いてしまった。
「あ、あ、あ…………、あのねウタちゃん。私、算数がすきだから、ウタちゃんも算数がすきになったらすきになるよ」
「本当に?」
「うん。算数がめちゃくちゃわかる頭がいい人とならけっこんする」
「本当?やくそくだからな」
「うん………、わかった」
あ、私が始めて笑った。
見守っている紫音の手は力が入り、母親が自分の子供に友達が出来るよう応援する形になっている。
「わらうとかわいいな」
「え?」
「だからかわいいって。なあ、すきな人とかいるの?いないならけっこんしよう」
「ダメーー。しょうらいアイドルの桜君とけっこんするから」
「え、もうやくそくしたの?」
「ううん、でもこれからする!!」
「………………そうか」
小さな康太は始めての失恋によほど堪えたのか、先ほどの小さな紫音みたいに俯いてしまった。
「あ、あ、あ…………、あのねウタちゃん。私、算数がすきだから、ウタちゃんも算数がすきになったらすきになるよ」
「本当に?」
「うん。算数がめちゃくちゃわかる頭がいい人とならけっこんする」
「本当?やくそくだからな」



