クレヨンの『数学魔法』入門

 すぐにこの世界に戻れた三人だったのだが、紫音は三日間身動きが取れず、自宅で安静。
 康太は残りの虹の種を探すため、学校に公休をもらい、情報を集めていたが残り二つは見つからなかった。
 因みに逃げたプリズマーは、何事もなく紫音たちについて来て、この世界に戻るとまたもやどこかへと逃げた。


「よかった……………、全然学校で……………見なかった…………から」
「ゴメンね。メイプルには連絡したかったんだけど、私メルアド知らなくって」
「そうだった………………ね。それより、………………どうだった?」
「うん。ウタちゃんと頑張って虹の種を手に入れたよ」
 ………………ウタちゃんって誰なの?
 美津子はその人物の事を聞こうとするが、紫音は久々の学校で話が止まらない。

「でね、前にメイプルと使ったハケがね……………」
「ハケ?ああ…………あの時の………」