クレヨンの『数学魔法』入門

「え?あれが使えるの?」
「もちろん。それまでクレヨンは魔力の量は使うなよ。あの機械の破壊はオレだけでする」
「私も手伝うよ?」
「クレヨンの数学魔法頼りなんだ。それにさっき池で使っただろう?」
「………そうだね。わかった」
 よし。
 康太は持っている二つの手帳を出し、ある数学の公式を何度も書いて準備を始め、紫音はその様子を眺めている。


 時間は30分以上経過。
 プリズマーはゆっくり頭を上げてアクビ。
 目の前には紫音と康太の姿がそこにあり、何やら自信満々な顔。

「ま〜だいたのか?研究に忙しいから、さっさ帰れ」
「すみません。やっぱ、僕たちあの黄色い石を持って帰ります」
「何を言ってる?寝言は寝て言え」
「それでは…………」
 康太は先ほど書いた数学魔法の書いた紙に手をかざす。
 するとつむじ風が出現し、康太はもう一枚の数学魔法にも手をかざした。