「彼ってシュガー君の事?」
「うん……………。フウタ………………君にあげる……………やつ」
「はいはい、ノロケですか?」
「ええ………………」
「わかりました。それなら私は有りがた〜く、このストラップはちょうだいします」
 ブウブウと文句を言いながらもストラップを受け取った紫音だったのだが、携帯のストラップをもらった事に満足そうな顔。
 そのストラップは夕日の光に反射し、その光りが優しく光っているようであった……………。