エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜

「ですが、この三人の中の誰かであることは間違いありません。ただ、生まれた子供のDNA鑑定を行うまでは父親の特定が出来ません」

つまり、あたしは三人の男と同じ時期に関係を持ったと、宣言した。


ヒロトがポケットからケータイを出した。

けど、ボタンを押そうかどうしようか迷うようにうつむいている。

たぶん、藤山に相談したいのだろうが、問題が大きすぎて何と説明したらいいのかわからないと言った顔。


真っ青になった大島はいきなりソファを立って土下座した。

「関谷君! すまん! この通りだ。勘弁してくれ。実は今、別れた女房と復縁の兆しがあって……」

何もしていない大島のリアクションがおかしくて笑いそうになる。