エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜

あたしは堂々と三人の前に立った。

「実は……。私、妊娠しました」

ヒロトは歓喜の表情を浮かべて立ち上がった。

大島は「ぶふぉっ!」と、口からコーヒーを噴き出した。

尚道はただ、呆然とした表情であたしを見ている。

「ただ、父親が誰なのかわかりません」

三人全員が『へ?』という間抜けな顔になった。

ほとんどガッツポーズの勢いで立ち上がったヒロトが、愕然とした顔になってソファへ座り込む。

大島はあたしの方をチラチラ見ながら、こぼれたコーヒーを拭いている。

尚道はやっぱりボケッとした顔。