体の奥が熱く溶けて、理性が全部流れ出してしまうような気がした。

頭の中で、タケルと悠斗がシンクロしている。

今ここで受け入れている刺激と、昨日タケルから与えられた愛撫が重なる。

悠斗の唇が首筋に移った。

一度、肩まで降りた柔らかい舌が、這い上がるようにして耳朶に達する。

耳たぶを軽く噛まれた時、ハッと目が醒めたような気がした。

―――タケルじゃない……!