「やだあ…やだああああ(泣)」
「うるせえよ、
こうでもしねえとお前が死ぬところだったぞ」
「でもさ…あれ、自分の給料で買ったんだよ?…なのに………」
って…あれ、
あたし誰としゃべってんの?!
声がしたのは…うしろ?
おそるおそる
顔を後ろに向けた。
その瞬間
あたしの血の気が
サーーっと引いていくのがわかった。
「おい、聞いてんのか」
お、怒ってるじゃないですかああああ!!!
これは絶対金だせって言われるタイプのやつだっ!
「おい」
茶髪だし、ピアスしてるし、香水のにおいするし、に、睨んでるしっ(涙)
