それはあっという間だった。 「きゃあああああああーーーーッ!!!」 とまんない、とまんないとまんないっ(泣) 自転車のブレーキをいくら 力を入れても止まらない。 もう…むりっ! ギュッと目をつむり 覚悟を決めた その時だった。 ________ヒョイっ ?!?! 「ガッシャンッ……カランッ…」 何故かわたしは体が浮き 目の前の自転車が 壊れて… 壊れてるうううう?!?!