『……』 流儀は無言でゴンドラから出る。 何よ… あたしの事…何となく…何となく好きだったわけ? 今にも涙があふれだしそうで…あたしは俯いていた。 『茉里奈、乗りたいのあったら乗ってきなよ』 へ…? 『流儀は? 一緒に行かないの?』 『俺は良い。1人で乗ってこいよ』 ――…… 『そう…何となく好きな子なんかと、遊園地なんて来たくなかったわよね。無理に誘ってごめんなさい』 『茉里奈…?』 気づいたら あたしは、大粒の涙を流していた。