私の旦那様は特殊捜査官

数分後。

受付をした職員が帰ってきた。


「こちら、受理されましたので、

帰ってもらって結構ですよ」


そう言った職員を確認して、

オレは一礼すると、

琴美の元へ戻った。



「…受理された」

「・・・そう」


それ以上何も言わなかった。

家に琴美を送り届け、

オレはその足で、警察署へと向かった。


琴美の携帯は、

犯人と連絡が取れてるようだ。

それが一体誰なのか?

それを探る為に動き出した。