いじめ ‐一生の傷跡‐




「大丈夫?

ここじゃ話ずらいでしょ。

来て」



周りを見ると驚いた顔をしている者や、

スクープをとらえて自慢げな顔をしている者。


どうしたんだろう。


なにがおきたんだろう。



「座って」


「あたしっ、先生に頼まれてるんです…
これ、図書室までって…。

だから、もういきます。


よくわからないけど、ありがとうございました! 」




「あっ!ちょっと…!」