わたし、ミウラ ユア。

地味でダサくて、恋愛なんてもちろん
興味ないし、

親友といえる友達もいない。




「ミウラ!これ図書室まで運んでくれ」


「はい」




ずしっと両腕に感じる重み。

20冊は軽く越えてる資料集。

先生に頼まれたら断れるわけない。


しょうがなく運ぶことにした。