<ねぇ..怪我したって本当?大丈夫?> この一言から始まってしまったんだね 《えっ?前の話しだよ!?もう大丈夫だから(^-^)》 きっとどこかで刺さってた 自分のせいで あたしが遊と付き合ってるから遊を傷つける <咲弥香って遊の邪魔になってない?咲弥香のせいで怪我したんだよね?ゴメンね> また涙が溢れる 泣いているのを解っているかのように 犬は咲弥香の傍にやってきたのだ。 「ありがとう。モコ」