この日から二人は“恋人”という二人になった



変わらない毎日のメールのやり取り




それが二人の幸せだった




けど夜が苦手な咲弥香は、いつもいつの間にか先に夢の中に居る日も少なくはない



一通でも多くメールがしたい自分が大きいのに睡魔には勝てずにいた。




なのにいつもより長く起きてる夜は、



《大丈夫?起きてて(^_^;)》

<大丈夫だもん(>_<)遊とメールしてたいの!!好き>

《俺も大好きだよ!》




優し過ぎるよ




これ以上好きになっていいの?



不安だよ



いいのかな?って


甘え過ぎてんねんちゃうんかな?って




遊は優しいから





助けて貰ってばかりだね