でも咲弥香は生れつき異性と話すだけで赤面になる体質を持ってしまったため、クラスのソフトボール部の子達に“ぶりっ子”と咲弥香に聞こえる声で言うのだ



それが苦痛だった訳ではないのに、トラウマなのだろう友達さえも恐くて得意の笑顔が苦痛だったのだ



そして又学校へ行く回数が減り初めていた
休んで居てもキツク何か言われるわけでもない


だからきっと咲弥香は“休む事”が悪くない事だと思っていたんだろう