‘あたしはどうでもいいの?友達じゃなかったん?人ってこんなもんなん?友達って何?’
美羽に言われた言葉が突き刺さったまま咲弥香はどうやって帰ったか思い出されなく家に着いていた
「誰も居ない..居る訳ないか」
狭い部屋で一人ベットの上に腰を下ろした
その時咲弥香の右手にはカッターナイフか握りしめていて、左の手首に近づき線が何本も出来ていった
「いっった..痛いよう...なんで?なんでよぉ...」
初めて経験したリストカットだったのだ
この時は未だ咲弥香には解ってなかった
“友達”って意味を
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