久しぶりに咲弥香は部活を覗きに向かった 向かう途中のグラウンド前の廊下に部活仲間で仲がいい美羽がそこに居た 『咲弥香のせいで先輩推薦落ちたんやよ!』 「なんで?」 『通りかかった誰かが先生に言ったんやって』 「えっ」 『先輩可哀相』 美羽はグローブと共にグラウンドへ走り去って行った 咲弥香はグラウンドへ向かせていた足を反対にし、家へ運んだ