私は廣瀬咲弥香
小学校を卒業し

中学生として
又新たな人生を
歩き出していた






教室の半分以上は
全く知らない人


友達を作る気持ちもなかった


本当の『友達』ってゆう者に気付いてなかったからなのかも知れない







“早く時なんか過ぎろ”

そんな事ばかり考えていた







初々しい空気の中


机の上に頭を置いて寝ている
ポッチャリと天然パーマの咲弥香は、目立ちもしなく、パッともしなくて大人しい存在









帰り道は海緒て道草しながら家へと足を運んだ


海緒とは幼なじみで幼稚園からの仲だ、髪はロングでパッチリ目のお洒落な所が印象だ