透は、とっても大事な人なんだ。



がちゃ


「お粥食べれる?」





私の部屋に入って来たのは、王子様だった。






王子様の片手には、美味しそうな匂いをただよせて、湯気がモクモクとたっているお粥があった。





美味しそうなお粥だなぁ~・・・・





お腹空いているわけではないが、とっても食べたい!




コクコク




私は頭を上下に下げる。




すると王子様がとんでもない行動に―――