今日は真琴君のおかげで楽しい日に―――





なんで、ここに・・・あの子が?





目の前には、花束を持った春香ちゃんがいた。





「なに?どうしたの?」





私がそう問いかけると。





「真琴君、すぐ殺せるでしょうね。」






ビクッ




殺す?





「怪我しているから殺しやすい、誰かのせいで、ね。」





春香ちゃんが笑う姿は、いつもの可愛いの欠片もない・・・いつもからは、考えれない怖い笑い。