私は着替えたら口におにぎりをいれて「遅刻するから先行くね。」そう透にいって、真琴君がいる玄関に急いだ。





「ごめんね、またせて。」




「いいよ、じゃぁ行こうか。」




「うん。」






なんかこの二人でいるのは久しぶりだな・・・。





あこがれの好きと、恋愛の好きを履き違えてて・・・ずっと心の中では少し気づきながらも気づかないふりしてたなぁ~。






一緒にいて和むだけが恋じゃない、熱くこげるような痛みも・・・恋ってことにきづくなんて・・・本当に私は馬鹿だな。






「どうしたのボーとして?」




「いいや、なんでもないよ。」





知らぬ間に、もうマンションの近くの交差点についてたんだ。