「誰?」 「秘密。」 ちょっと顔を赤らめて言わないでよ・・・あぁ、いいなその子は愛されていて。 胸がギュッと締め付けられるように痛くなるよ。 「顔色悪いぞ?大丈夫か?」 そう言って心配そうに、見てくる。 そんな目で見ないでよ・・・あぁ、私のこと心配してるんだって・・・期待しちゃうじゃない。 そうやって、いつもいつも私を心配そうに見る君も実は気になっていたんだよ・・・困ったときいつも来て。 助けてくれる。