「・・・・・。」





「・・・・・。」






会話が始まらない。






緊張してなにをいえばいいのかわからない。




なにか行ったほうが・・・





真琴くんの方を見ると、綺麗な外の部活のせいでやけた茶色の髪の毛が夕日によってキレイにすかされる。






こんなに、真琴くんの髪の毛綺麗だったんだ。




「真琴くん・・・サッカーどう?」






「ん~・・・今度の試合で全国大会いけるよ。」





「すごいね!!頑張ってね。」




全国大会なんてそうそういけっこない、でも真琴くんならきっといけるはず。