二人共ニヤニヤして、嬉しがっている様子だ。





もしかして、いびきかいて寝たり、寝顔がそんなにおかしかったとか!?





ショック・・・。






「あと三十分しかないから、観覧車乗るぞ!?」





「うん。」





納得がいかないけど、時間がないし・・・いかなくちゃ。





観覧車の前に行くと、誰が私と乗るかの大決戦・・・といっても口論だけど。





それより、そんなに私と乗りたい~?っきゃ、人気者だ・・・ってなんつって。






「あぁ・・・一人で乗ってこよ。」




私は、観覧車に乗った・・その時でるギリギリに真琴くんがのってドアをしめた。




透の叫び声が聞こえたのは、言うまでもないだろう。