ユキーー
「ただいまー…てなによこれ!?」
ユキが家に帰ると玄関先に引越しセンターの車が二台止まっていた。
「な、なんなの?」
剣「なんやこれ…誰か越してきたん?」
一緒に帰ってきた剣も目を丸くしていた。
「んなわけないでしょ!人に貸すような部屋なんて……あるっちゃああるけど」
「あー!こんにちわあああ」
「?」
美月「ああやっぱり!ユキちゃん?やっけ?覚えてへん?真緒くんの友達の!」
剣「ああ!!え、確か留学中だったんやなかったっけ?」
「(真緒さんの友達…だれだっけ?)」
美月「そうそう!美月や美月!まだ働いとったんやな剣ちゃん!あの事件があったんに」
剣「…!」
「?」

