*真緒*

美月「どうすんねん!このままバレてしもたら!」
美月は俺の机を叩いている。

真緒「…今更証拠もないんや。森山先生にも最低限のことしか伝えてへんし」
美月「でもやな」
真緒「うるさいな、おまえはただ言うとおりにしただけやろ?なんも心配ないわ」
美月「…」
真緒「美月にはそれなりの報酬渡しとるはずやけど?」
美月「っ!」
真緒はため息をつきながら学校で提出する資料を見つめた。

美月「でも亜季くんには気をつけたほうがえんちゃう?なにかまた探ってるみたいやし」

真緒「…」














*ユキ*

「じゃあすべてはあいつが先生を脅して書かせたものなのね」
景「へー…なかなか手の込んだことを」
「じゃあ母さんたちが自殺ではないって証拠も?」
亜季「それはまだわからない」