「!?な、なんの詮索?」

真緒「お前ら兄妹は俺のこと当主と認めてへんみたいやし、そのことで」
「認めるわけないでしょ!」
ユキは真緒の言葉と被せてきた。


真緒「やっぱり。俺が遺言書を書き換えたなんて思うとるんやろ?」

「へー、そこまで話ができるのね。思ってるわ。そうなんでしょ?じゃないと…」
真緒「俺がこっちに帰ってきて妙な事故で父さんたちが死ぬのはおかしい…と?」
「!!やっぱり!あんたが」


真緒「あはははは!!んなわけないやろ!」
「っ!?」

真緒「ほないやったら証拠は?あるん?」
「!?それは今お兄ちゃんが…」

真緒「お兄ちゃん、お兄ちゃんゆうてもほんまの兄妹やないくせに」

「!?もう、もう出て行って!!」

ユキは真緒を部屋から追い出した。





真緒「なんやねん…」


「なーにあそんでんの?」

真緒「?」