ダダダダダッッ!!!

「待てこらああぁぁァァァ!!」

「待てと言われて、待つ馬鹿はおらん!」

「なんだと、テメーええぇぇ!!」

なんでこうなるんだよ!!

てか、ここどこだーああぁぁぁァァァァッッ!!!

ー迫のぼること数時間前

一人の少女が夜道を歩いていた。

彼女は如月 瑠璃。

剣道は、全国大会優勝の腕前。
成績もよくスポーツ万能。
容姿端麗。

作者の私でも羨むみんなの憧れである。

そんな彼女がボーッとしながら歩いていた。←(適当ー)

キキィィ!!

後ろをバッと振り向く。

刹那、ガシャン。

体が宙へ放り出される。

(俺、ここで死ぬな。)

そんなことを考える自分がなんだか怖い。

目をつむり最期の時を待った。