電車であった彼女

「まぁな。で、どうする?」


「どうするってなんだよ!!」


「そうやって怒鳴っとくと、幸せが逃げるぞ」


こいつ…いつか殺してやる。


「そう怒るなって」


ケラケラ笑う関川を横に俺は「また、人の思ってることを読みやがって!」そう怒鳴ったのは言うまでもないだろう。