いつも一緒にいるナナミは鋭く、私の目の下にできたクマをすぐに発見した。


「そうなの、実は昨日ね……」


昨日の夜の出来事を話ながら、教室へと向かう。


「亜美かっこいい!」


だいたいのところを話し終えると、ナナミは目を輝かせて私を見てきた。


「べ、別に、かっこよくなんか……」