生徒会長は人気者☆


「藤原蒼空くん、おめでとうございます。」

「続けて、副生徒会長を発表します………。」


一瞬、何がなにか、分からなかった。


「これで生徒会選挙結果発表を終わります。」

「うわーーーーーっ!!」

教室から歓声が上がった。

「蒼空、海惺、良かったじゃん!!」

海惺(カイセイ)は俺の親友で、副生徒会長に当選。

後ろを見ると、生徒会長に立候補していた
優斗(ヒロト)が、俺の事を凄い顔で睨んでいた。