「ははははは」 俺は壁に寄りかかったまま床に座り込んだ。 そうだよな。 所詮俺と凛はただの幼馴染。 幼馴染って以上、なんもないんだ。 そうだよな。 俺はへなへなと立ち上がって、部屋の荷物 も忘れてカラオケボックスを後にした。