最後のLove song




彼方君は周りを警戒するように見渡し、

誰も人がいないことを確認すると

深く深呼吸をした。


「俺、初めて見たときから凛音ちゃんが

 好きだ」


「は・・・。え!?!?!?!?!?」


「俺と付き合って欲しい。」



ちょっと理解が出来ないうち。

告られてんのはバカなうちでも分かりますよ?


でも突然の出来事過ぎて・・・。


「俺、凛音ちゃんの彼氏になりたい。」


そういって彼方君は一歩ずつウチの方へ歩み寄る。