クローゼットを開いた俺は、 3年間ずっと身につけていた愛着のある 学ランを横目に、真新しいブレザーを 手にした。 本当に新品だからまだビニールがかかってた。 けど、ウチの凛は気が利くので、値札やタグは すべて取れていた。 そんな制服をみてそっと微笑む俺。 ・・・気持ちわり。