最後のLove song




『悠ちゃんっ。』


「泣くな凛。」


『悠ちゃんも泣いてんじゃん』


「凛。守ってやれなくてゴメンな。」


『ううん。うちは、悠ちゃんが生きててくれれば

 それでいいんだよ。』


「俺さ・・・言い忘れてたことがあんだ。」


『ん?何?』


「俺も、ずっとお前が好きだった。

 いや、今も、この先ずっと大好きだ。」


『なんでウチ、もっと早く言わなかったんだろう。』


「俺も、今になって後悔してる。」


『悠ちゃん?』


「ん?」


『ウチ、悠ちゃんが大好きだよ』


「うん。」


『怒ってる悠ちゃんも、

 寝坊してる悠ちゃんも

 笑ってる悠ちゃんも、全部の悠ちゃんが

 大好きだよ。』


「うん。」


『だから、ウチの分まで頑張っていきて?

 笑って生きて?ウチは死んじゃったけど、

 ずっと悠ちゃんの傍にいるから。』


「おう。」


『辛くなったら、空を見てね。

 泣きたくなったら空を見てね?

 泣きそうになったとき、空を見たら

 涙って止まるんだよ?』


「まぢで?」


『ちょっと~信じてよ~』


「わかったわかった。」



・・・・少しの沈黙を破ったのは凛だった。


『もう逝かなきゃ。』


「おう。」


『頑張れ悠ちゃん!』


「おう!大好きだぞ凛。」


凛は幸せそうに微笑んで空へと消えていった。