その日、俺は寝付けず、そのまま朝を迎えてしまった。
「・・・・」
俺はスクッ立ち上がり、あるところへ向かった。
それは、学校。
毎日4人で笑いあっていた学校は、潰れかけていた。
まだこの学校で4人で笑いあいたかった。
聖斗とバカやりたかったし、侑仁にはもっと話聞いて
ほしかったし、何より、凛とこれからの人生を
”幼馴染”としてでなく”恋人”として一緒に
歩んでいきたかった。
さわさわと寒い北風が、俺の身体を冷たくする。
あ?なんでだ?今、風が吹いたはずなのに
木とかが揺れてない・・・。
不思議に思ったそのときだった。

