=凛音side= 神様はいじわるだった。 「やだやだやだやだやだー!」 「おい、凛。」 駐輪場を後にして、うちらは 校舎へ向かった。 ウキウキして、悠ちゃんと手をつなぎながら きたのに…。 「無理!悠ちゃんと離れるとか無理!」 「りーん?泣いてもだーめ。」 悠ちゃんは腕にしがみつくうちを ポンポンと撫でる。 「あらー?今日は立場が逆転ね?」 「「侑仁」」 こちらはうちの友達の佐伯侑仁(さえき ゆみ)。 長身で綺麗な顔立ち。 うちとはまるで逆。