そう言うと、凛の手は俺の顔のほうへ伸びてきた。
それを掴もうとしたときだった。
=トサッ=
凛の腕は、俺の手をかすり、地面に落ちた。
「凛・・・。おい凛・・・。
凛って、なぁ、凛!凛!!!りぃぃぃんんっ!!!」
凛は目を瞑ったまま、俺を無視した。
「なぁ!オイ!なんだよ!お前だけずりいよ!!
何だよ”好き”って。俺だってずっとお前のこと
好きだったんだよ!なぁ!聞いてんのか?!
無視してんじゃねぇよ!!なぁ、凛!!!」
俺は凛の肩を揺らした。
何度強く揺すっても、目を開けることはなかった。
「死ぬなよ・・・・凛・・・・」
俺は顔を地面につけ、凛の手を握ったまま
声を上げて泣いた。
信じられなかった。
さっきまで元気だった凛が・・・。

