「うを!!これめっちゃいいやつじゃん!」 中に入ってたのは雑誌でよく目にする香水だった。 「この匂いが一番悠ちゃんに合ってるなって♪」 「めちゃめちゃ気に入った!サンキュ♪」 「う、うん/////」 凛の顔がほんのり赤かったのは寒さのせいだろうか。 俺らはお互いにもらったプレゼントを手にしながら 再びお城へと目を移した。 「来年も来ような!」 「うん!絶対だよ!」 「約束な!!」 その日俺たちはお城に誓った。 来年も二人でココに来ると。