=悠太side= 「うちもだよ!」 凛は笑ってなかった。 やっぱり嫌だったか? こんなところで言われるのは。 「幼馴染として」なんて言葉言いたくなかったけど、 しかなねぇだろ。こういわねぇと凛を傷つける。 俺たちは手を繋いでステージを降りた。 凛は降りた瞬間手を振りほどこうとしてたけど、 俺はそれを強く握った。 「もうちょい、このままでいよう。」 「・・・。」 凛は何も言わずにコクンと小さく頷いた。