時刻は午後1時。


次から次へと男子や女子が好きな人に

告白をしていく。


「あ、多分悠太はこの次よ。」


出来れば見たくない。

手で顔を覆いたいくらいだけど、

侑仁にがっちし両手を掴まれていた。


「エントリーNo.014 島崎悠太くん!!」


『あ!あの子、新入生代表の子でしょ?』

『結構カッコいいよね!?』


=ズキン=


「悠ちゃんのバカ。」


そんな女の子の声が聞こえる中、うちは

悠ちゃんを睨むように見つめた。