「な、なんですか?侑仁さん。」
「今すぐエントリーしなさい。
今すぐ行きなさい。
もたもたしてる時間はない。すぐに行きなさい!」
そういいながら侑仁は俺の背中を力強く押された。
はぁ。でも、侑仁は俺に仲直りの機会を
くれたんだ。そう。絶対そう。
俺は人に聞きながらもなんとかエントリーできる所に行き、
ちゃっかりエントリーを済ませた。
「はぁ~。エントリーしちまった。」
時計を見ると、もうそろそろ始まる頃だった。
《エントリーした男子、女子の方は舞台袖まで
お越しください!くり返します・・・》
もう俺ほんっといやなんだけどー。
人前で・・・。凛は嫌がるか?
まぁでも侑仁が言い出したわけだし、
俺は・・・ってなっさけねぇな、俺。

