「加藤凛音さんの好きな人はなんと!! B組の島崎悠太君です!!!!」 え。 えぇ!? 凛!? 隣で顔を真っ赤にして走ってる凛を みたら、頭がフルで回転した。 つか、こいつおせえ!!!!! 「ちょい、凛ゴメンよ?」 「え?何!?」 俺は凛をお姫様抱っこして走った。 凛は俺の頭をポカポカ叩いて降ろしてと いってるが、俺にはそんなの聴こえない。 無我夢中でゴールまで行くと、 そのまま、校舎の裏までいった。