「続いての種目は1年女子による借り物競争です。
この種目にでる1年女子は入場門へ集まってください。」
「じゃぁ、うち行ってくるわ♪」
「怪我しねぇようにな~」
手を振って凛を見送った後、準備でいない奴の席
を借りて、一番前でみることにした。
アイツ・・・まぢで大丈夫かな。
心配でしょうがなんですけど・・・。
女子の入場が終わり、3列目までおわった。
これ、いがいと面白いじゃん♪
あいつは何ひくんだろ。
『いちについて。よーい、どん!』
-パンッ-
行きよい良く走りだした凛。
・・・これ行けんじゃね?
机の上においてある白い一枚の紙を
めくった凛。
あれ?
凛はその紙を凝視していた。
あいつ、何ひいたんだ?

