最後のLove song




松戸はバツが悪そうに下を向いた。



俺は立ち上がりもう一度黒板を殴った。


「耳糞かっぽじってよくきけ。

 今後凛に何かいた奴は俺がゆるさねえ。

 今日見たいなのじゃすまねぇかんな。

 次やったら女子でもフルボッコだから。」


俺は落ち着いた声でそう言い放ち、自分の教室に戻った。




「悠太。」


「大丈夫。凛の変わりに決着つけてきただけだから。」


「今日の悠太、珍しくかっこよかったわよ。」


「見てたのか?」


「聞きたくなくてもあんたの声がでかいから色んな教室に

 響きまくりよ」


「・・・まぢか」


俺と侑仁は大声でわらった。

それから、俺と凛が付き合ってるって噂が

今日一日で一気に広まった。


まぁ別に悪くねぇけど♪