俺はもう一度松戸の方を向いて、また
怒鳴り散らした。
「てめぇよぉ、さっき俺の凛音とかなんとか
ほざいてなよなぁ?あ゛ぁ?
てめぇこそ凛のこと傷つけてんじゃねぇよ!!!
女子のことボコるってどういう神経してんだ。
それも俺の凛を殴るとか・・・どうなるか
わかってんのか?おい。何とかいえや。」
松戸はさっき俺が殴った腹部を押さえたまま
だまってた。
「黙っててもなんもわかんねぇんだよ!!!!!!!」
俺はイライラが爆発し、黒板をひびが入るほど殴った。
「お前が・・・お前が俺たちを邪魔したからだ!」
「は?」
「お前がいなかったら今頃こんなことにはなってなかった。」
「おいおいちょっとまてよ。
お前少女マンガに出てくる女子か?
きもちわりぃんだよ。女1人守れないお前が偉そうな口
きいてんじゃねぇえど。
そもそも自分の彼女に手上げるとかお前彼氏失格
だろうが・・・。」

