泣き病んで、少し荷が軽くなったのか、 俺の膝の上でスースー寝息を立てながら 静かに寝ていた。 俺は凛を抱きかかえベッドの上に寝かせた。 「守ってやれなくてごめんな。」 そういって凛の頭を撫でた。 「あ、もしもし悠太です。 ・・・あ、はい。今うちで寝てます。 今日、うちに泊まらせますんで。 ・・・安心してください。大切な 幼馴染に、手なんて出しません。 ・・・はい。じゃぁ」